【2017年版】フリーランスが入れる健康保険の比較や、今注目を集める「フリーランス協会」の今後の動向

スポンサーリンク

個人事業主、いわゆるフリーランスの人口は日本でも増え続け、10人に1人がフリーランスで働いていることが調査で分かったそうです。アメリカでは3人に1人がフリーランスであることを考えると、今後日本でもその人口は増え続けていくと考えられます。

自分で労働時間を決めたり、仕事を決めたりできるフリーランス生活、私ナナトもとてもエンジョイしています。でも、誰もが最初に考える悩みは、「どんな保険に入ればいいの?」ということです。

ここでは、フリーランスが入れる健康保険についてご紹介します。また、2017年1月に誕生した、プロフェッショナル&パラレルキャリア「フリーランス協会」の見逃せない事業内容についてもお伝えいたします。

フリーランスの健康保険の選択肢には何がある?

選択肢として考えられるのは以下の4パターンです。

  • 家族の社会保険の扶養に入る
  • 社会保険の任意継続
  • 国民健康保険に加入
  • 健康保険組合に加入
「家族の社会保険の扶養に入る」場合には、年金も被扶養者になりますが、それ以外の「社会保険の任意継続」、「国民健康保険に加入」、「健康保険組合に加入」の場合には、国民年金を支払います

家族の社会保険の扶養に入る

もし年間収入が130万円未満で、被保険者の年間収入の半分未満しかない場合は、被扶養者になることができます。フリーランスとして独立したてのころは、仕事も安定していない可能性もあるため、扶養に入ることで出費を排除できることができます。子供がいるなら、子供も合わせて扶養に入るようにします。

可能であれば、この方法が一番節約効果が高くなります。

社会保険の任意継続

最大2年間、会社員時代に支払っていた額の2倍の保険料(健康保険部分)を支払うことで、引き続き加入できます。

加入方法:退職日の翌日から20日以内に、会社に書類を提出します。

国民健康保険に加入

フリーランスが加入しているもっとも一般的な健康保険です。

加入方法:退職日の翌日から14日以内に、お住まいの市区町村で加入手続きをします。

なお、退職理由によっては減免措置が使えるため、かなり安くなる場合があります。前年の所得により算定されますが、前年給与所得を30/100とみなして行うため、大幅な保険料減となります。減免措置が使える退職理由には、会社都合のほか、特定理由離職者であると認定される場合が含まれます。

私も会社を退職し、国民健康保険に切り替えたとき、年額30万円と通知されましたが、会社都合として退職したため、10万円以下の保険料に減額された記憶があります。

「特定理由離職者」とは?

 有期の雇用契約が満了し、更新されなかった
体力不足・心身障害などにより業務遂行が困難になった
妊娠・出産などで退職し、かつ受給期間延長措置を受けた方
父・母の扶養介護が必要になったなど、家庭事情が急変した
単身赴任者などで、今後家族との別居生活を継続することが困難になった
結婚などで住所が変更になり、会社への通勤が困難になった
会社の人員整理などで、希望退職の募集に応じた

健康保険組合に加入

第4の選択肢は、保険組合に加入することです。たとえば、東京近郊で芸能関係の仕事についているのであれば「東京芸能人国民健康保険組合」、美容関係の仕事であれば「東京美容国民健康保険組合」など、同業者同士で構成している保険組合があります。

中でも、文芸美術国民健康保険組合はほとんどのフリーランス職種の人が加入することができます。こちらの組合一覧のいずれかに加入していれば加入可能ですので、ご自分の職業が該当しているか確認してみてください。

保険料は一律で、2017年4月9日現在、加入者19,600円、家族は1人あたり10,300円となります。目安として所得が300万円以上ある場合には、保険組合の方が安くなる可能性が高いと思います。

最終的に、どの方法が最も安くなるかは人によって異なります。扶養者がいるか、どの市区町村に住んでいるか、健康保険組合に加入できる職業に就いているのかどうかなど、様々な要素があります。すべてを比較してお決めになることをお勧めします。

注目が集まる、プロフェッショナル&パラレルキャリア「フリーランス協会」

長い協会名ですね。2017年1月に設立されたばかりで、フリーランス協会というのはまだ仮称です。ランサーズなどが理事となって結成された、今後の日本の需要を見据えた協会なのです。

今後正会員(有料)と無料会員を募集予定だそうですが、私は今のところ無料会員に登録しています。

ウェブサイトの活動内容を見ますと、一番目に「フリーランス向けベネフィットプランの開発(融資、ローン、保険、人間ドッグ、家事代行など)」が盛り込まれています。また、購読しているメールマガジンに、今後の活動内容の見通しとして以下の記載がありました。

第一弾は「フリーランスの保活」
第二弾は「副業・兼業推進」
第三弾は「フリーライター・翻訳者の労働環境整備」

また、フリーランス協会には無料会員と有料会員(年会費:1万円)がありますが、有料会員に登録すると、以下の強力なサービスを利用できます。

入会条件:資格や条件はありませんが、ご登録時に本人確認をさせていただきます

申込方法:協会ホームページより申込み(制作中)

特典

  • フリーランス賠償責任保険
  • 福利厚生サービス「WELBOX」
  • 所得補償制度(個別加入の47.5%OFFにて任意加入が可能)
  • その他、人間ドッグ、会計サービス、コワーキングスペース、貸会議室、カウンセリング、家事代行などの特別優待

募集時期:

2017年7月1日~ 先行募集(freee、Waris、クリエイターズマッチ、サーキュレーション、タスカジ、ランサーズのユーザーのみ)
2017 年秋~ 一般募集

ここで特に気になるのは、① 賠償責任保険、②福利厚生サービス、③所得補償制度ですね。

① 賠償責任保険については、業務中に他の人を怪我させてしまった場合、情報漏えい、納期に間に合わなかったなどで訴訟になった場合に補償を受けることができる制度です。こうした保険は日本初の仕組みなので、助かりますね。

私自身はフリーランスの翻訳者で、以前は「誤訳保険」というものがあったのですが、今はなくなってしまったことから、こちらの加入を検討中です。

福利厚生サービスは、会計ソフトを一定期間無料で使用したり、健康診断、研修サービスの優待を受けることができます。

所得補償制度は、労災補償に当たります。けがや入院で働けなくなった場合に受け取れるサービスです。こちらは一時的な補償にあたります。

まとめ

現時点では、「家族の社会保険の扶養に入る」、「社会保険の任意継続」、「国民健康保険に加入」、「健康保険組合に加入」の4種類の選択肢があり、前年までの所得、就いている職種に応じ、各保険種類を比較し、最善のものを選ぶようにします。さっそく各保険窓口に問い合わせしてみましょう。

今のところはフリーランス協会から保険サービスは出ていませんが、今後選択肢として加わる可能性もありますので、それも楽しみに待ちたいと思います。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です